過度なストレスはやっぱり良くないと思った出来事

思考
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細かいことが気になってしまう性格で人生の大半を睡眠障害に悩まされている。

一番辛かったのは昨年まで、隣人の騒音で起こされていた数年間。

毎朝、共同住宅の廊下が騒がしくなり、その音と共に響く振動が目覚ましに。

元々、寝つきが良くないのだが
その日常が始まり、他人に起こされることを脳が覚え
「明日もうるさかったらどうしよう・・」
夜のうちから不安に苛まれ、ますます寝つきが悪くなる。

日付が変わってようやく入眠できても数時間後には容赦なく他人のドタバタがやってくる。

目覚めの悪い日は日常生活や会話にも支障が出るなど、精神、肉体共に悪循環。

ここまでくると、行動を変える(引っ越す)か、思考を変える(気にしない)しか選択肢はない。

そして、昨年新居への引っ越しを決行!

現在は数年悩まされた騒音ともおさらばでき、入眠障害がだいぶ改善できた。

でも、他人に起こされることがよほどストレス、恐怖だったのか、
引っ越し後、数ヶ月間は
「同じ苦しみを味合わせてやりたい」

「不幸な姿を見てやりたい」

そのような黒い感情に取り憑かれていたと思う。(冷静に考えると、相手にとって何が不幸か分からないし、他人に鉄槌を下せるようなお偉い人間でもないのに)

転居すること自体、こちらが決断・行動したはずなのに「引っ越しさせられた」というネガティブな感情が拭いきれなかった。

その後、数ヶ月経つうちにそのネガティブな感情も少しずつ薄れていき、現住居での生活に集中できるように。

180度考えが変わるきっかけがあったというより、時間が解決、良い日常で上塗りしていくうちに徐々に薄れていった気がする。

外から加わるストレス、それによるネガティブな感情が大きければ大きいほど、
ダメージ回復には時間がかかるけど

そんなときでもしない方が良いと思ったことは、

・他力本願にならないこと→相手が先に引っ越したとしても、次良い隣人に当たるとは限らない

・赤の他人にストレスをぶつけないこと→全く関係ない

・自分に非があると思い込み、自分を傷つけないこと

そして、自分も他人の悩みや痛みに対して他人が「大小」決めつけないこと。
(引っ越せば、転職すれば、など一言でまとめてしまったり)

他人からしたら悩むほどの価値もない、小さな悩みに聞こえても、本人にとっては一大事。

話す側もただ悩みを聞いて欲しいなら他人に話すのもありだけど
本気の悩みは意外と他人に話さない方が良いかもしれないし、
すぐ行動を回避できないのであれば 
自分を守る術としてストレス緩和方法をいくつか持つと良いかもしれない。

適度なストレスは脳に良い、原動力になるとも聞くけど
自身を傷つけるほどのストレスはやっぱり良くない。

その人自身を削るとともに
自分の中で処理しきれないストレスは形を変え
無意識に誰かを傷つけてしまうのだと思う。



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