誤った情報を元に少数派を罰してはいないだろうか

思考
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マスク着用ルール緩和開始の3/13。少しモヤっとする出来事に遭遇しました。

天気の良い日中、人通りの少ない公園付近をマスクを外して歩いていたときのこと。

マスク着用、ビニール傘を手にした方が向かい側から歩いてきました。

すれ違う際、念のため一定の距離を取りながら歩いていると…

その方が立ち止まりビニール傘を広げ始め、なぜか上(空)ではなく横(通り過ぎる間)に向けてきたのです。

「まさか・・マスクしていなかったから!?」

通り過ぎた方向を振り返るとその方が傘を閉じたのが目に入りました。

「たまたまじゃない?」、「気にしすぎでしょ!」と言われたらそうなのかもしれません。

でも、こういう出来事があるたび「もし、私が男性だったら・・」、「もし強面かつ筋骨隆々だったら」同じ目に遭わなかったのではないか・・と思ってしまうのです。

実際、私一人でマスクを外して行動するよりも夫と共に外出する日の方がマスクを外しやすいと心の中では感じています。

数の有利を利用したい訳ではないのですが・・

室内、屋外にかかわらず今後もマスク着用さえしていればこういったトラブルが起きるリスクが少ないのでしょう。

それも本来注意するべき「感染リスク」ではなく、「少数派=悪」と言われてしまうリスク。

今回発表された施策の内容は「室内でのマスク着目は個人の自己判断による任意」ということ。(元々義務などでもなく国民の良心に訴えかけていただけ)

お互いがお互いを監視している空気を読み、気付かぬうちにマスク着用を義務化させていただけで、マスク着用の有用性・着用による有効性あっての着用義務化というのが本来の流れなのだと思います。

そもそも、他人の目の前で咳やくしゃみをわざわざする人なんてほぼいないでしょう。

マスクをしている方が色々な面で楽と感じる人もいれば長時間の着用で息苦しさ、肌荒れなどのトラブルに悩む人もいる。

また、高温・多湿の環境下での長時間着用により熱中症も起こりうると言われています。

数年前のマスク警察のように少数派を見つけて罰するのではなく、正しい知識を身に付けて自分はどうすべきか考え行動するのが先決なのではないでしょうか。

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