AI導入が進む社会を想像してみた

思考
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最近話題のAI(人工知能)。

質問に対して文章で返答してくれる「ChatGPT」などが続々と発表されている。

先日、開発先であるOpen AIのCEOが来日、日本での事業に力を入れるというニュースを見かけました。

他国と比べ日本はAIに好意的なのだそう。

なんだか「ドラえもん」の世界が近づいているかのようです。

ドラえもん(AI搭載ネコ型ロボット)の存在する世界といえば、人間とロボットが共存し科学の力を超越した道具で夢を叶えてくれるイメージ。(想像とはいえ、近未来を題材にする漫画家さんたちの描写力はすごいですね)

AIが導入された現在は調べる動作が簡単になるなどのメリットがある一方、自動化が進み人間の仕事がなくなるのではないかなど心配な点も挙げられています。

今回はAIに関するニュースを見て個人的に感じたことを綴ってみました。

AIに管理される未来が来たら

人間の心理状態などを数値化、AIによって人間が管理される社会を描いたアニメ「PSYCHO-PASS(サイコパス)」を見て感じたメリットを挙げてみます。

このアニメ内ではAIが数値化したデータを元に職業適正、結婚相手など人生設計に関わる内容を判定。

秩序を保つため犯罪者(予備軍も含む)の判別も行われています。

AIに管理・支配された社会は未知過ぎて少々恐ろしさも感じましたが、アニメを見ているうちに「これはこれでメリットもあるのかも!?」と思ったのです。

それは、心理状態や性格を数値化し判断されることはある意味「公平なのではないか」ということ。

人が人を判断する際はどうしてもムラ(偏り)が出てしまう。

心理状態(感情)が作用し全ての人に対して常に平等な判断することは難しいと思います。

さらに、現実社会では性別・年齢・学歴・職歴・家族構成・外見など表面的で分かりやすい情報のみで判断されることもある。(地方風に言うと品定め)

表面的な情報のみではなく、その人本来の性格(個性)で判断されていたら政治家・会社役員は(中年)男性ばかりにはならない・・はず。

好意的な理由

日本が他国と比べてAIに好意的なのはロボットが出てくるSFアニメに慣れ親しんでいるから、らしい。

「ロボットかっこいい!」も理由かもしれませんが現状から察すると、日本では表面的な情報で判断される機会が多く「人が人に判断されるよりAIに答えを出してもらう方が正確」と考える人もいるのではないでしょうか。

例えば、会社では「実力が高いAさんよりも上司に楯突かないBさんの方が良い会社員」という空気もありますよね。

本来、数値(実力)で見たらどちらが有能なのか、と判断すべき状況もあるのに。(人間性も大切ですが)

そういった自分都合で人を判断する体制に対する不信感の表れでもあり、生まれてから死ぬまでの間、平等に人間らしく生きる土台が他国より整っていない。

偏った思考を持つ代表者より公平かつ冷静な判断をするAIの方が今後は必要とされるのかもしれませんね。

さいごに

自動化が進んだりお助けロボットが実在したら・・実際はどうなんでしょう。

AIに支配されAIに頼りきりになると自身で思考しなくなり人間の進化を止めてしまうと声を上げている有名人もいますよね。(歴史上の人物たちが思考し続けたおかげで今の社会があるのも事実)

人間は感情を100%切り離せず完璧ではないので「できないこと」、「人手が足りないところ(医療・介護・教育など)」を補ってもらう、人間の可能性をさらに高めるような関係性を築けると良いですね。

話題の技術は「儲かる」という理由で今後も導入されると思いますが「なぜ世の中で必要とされるのか?」に寄り添い少子高齢化時代に向けて進めて欲しいです。

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