会社員として働くにつれ、年齢を重ねるたび気づくこと。
それは、知識や経験は年齢に比例するとは限らない。
会社内での上司、先輩に当たる人たちは歴が長い分、若い人たちより知っていることが多い、できることが多いようでそうとも限らない。
「立場が上だから」という理由でそれらしく振る舞う必要があるのか、質問をしても真っ当な答えが返ってこないことや(政治家みたい?)、都合が悪くなると話を逸らされたり。
やましいことがなければYesかNoで返答できるのではないかと思うのだけど、歳を取ればとるほど誠実さとか、向上心のようなものが無くなるのはなぜなんだろう。(もちろん、人にもよりますが)
ちょっと話が逸れてしまうのですが、今回の内容を書くきっかけになったのが今年の夏から我が家に仲間入りした猫ちゃん。
新しいおもちゃにはすぐ飛びつき、遊び方を自分で模索する好奇心旺盛な性格。
ときにやんちゃ、無鉄砲で怪我をしないか心配してしまいますが、そんな猫ちゃんを見ていてただ「すごいな」と感じることがあります。
新しいものにはまず挑戦。良いか悪いか(得か損か)を自分で判断する。
1回目は失敗しても数回挑戦していつの間にかてできるようになっていたり、反対に無理だと思えば諦めが早い^^;
猫だから、動物だからというより、「大人はこんなふうに未知のものに対して立ち向かうだろうか」とその姿を見ていてふと思いました。
でも、子供の頃(成長中)はこれが当たり前だったような・・
歳を重ねるとある程度の知識、経験が増えそれを元に挑戦する前から多少の良し悪しを判断できるようになる。
年齢とか経験に重きを置きすぎると言葉巧みになり諦める理由を並べ「挑戦」に立つ機会が減るような気がする。
そうすると新しい知識は増えないし、社会は常に動いているのに自分だけ変わらない、価値観は何年も前の状態で停止したままにならないだろうか。
世の中の変化に対応しようとする若い人たち、新しさを求める猫ちゃんを見て、実際に賢いのは長く生きた人たちよりインプットしようとする、成長しようとしている人たちではないかと感じます。
常に時代の流れに合わせる必要もないが、自分の中で一定ラインを設定したからといってそれを他人にも当てはめる、「諦める」を下の代に引き継ぐのは良くないと思う。
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