患者の気持ちに寄り添う”医療接遇”を体感した歯科医院

暮らし
スポンサーリンク

虫歯治療のため歯科医院にしばらく通院することに。

近所の歯科医院は今までの医療機関のイメージとは少し違った雰囲気で入りにくいから頼りたいに変わりました。

医療機関のイメージが変わった

「◯◯さ〜ん」と呼ばれ検温、アルコール消毒を済ませ院内に入ると・・

「こんにちは!」と挨拶が飛び交い、流行りのJ-POPが流れている。

歯科医師、歯科衛生士の方々が治療中にもかかわらず、患者が院内に入ってくるたび「いらっしゃいませ(こんにちは)」と店内(院内)に入りやすい雰囲気を作っているかのよう。

歯科医院ってこんなに明るい雰囲気だっけ??目ではなく耳を疑ってしまいました^^;

今までの医療機関は穏やかなクラシックが流れる中で黙々と治療が進められるイメージ。

そして、大人になっても怖い!と感じる歯科医院。

行くたび緊張してしまうのですが、今回の歯科医院の雰囲気はとても柔らかくて肩の力が少し軽くなりました。

医療接遇とは

今回の内容を書いている最中に初めて知った”医療接遇”という言葉。

医療接遇とは不安や苦痛を抱く患者さんが何を求めて、何を望んでいるのかを察知し、その気持ちに寄り添えるような対応であり、医療機関ならではの接遇のこと。

ソラスト教育サービスより引用

人を楽しませるサービスとは違い、患者の不安や悩みを和らげることが目的の接遇。

また、かつての医師>患者のような上下関係ではなく、対等な関係を築くことも含まれているそうです。

差別化するためにも接遇が必要?

従来の医療機関のイメージ

急行が停車するある程度大きな駅前には歯科医院の数多いですよね!?(関東圏ではあるある?)

駅ビルに1軒、5分歩くとまた1軒、さらに歩いた先にも別の歯科医院が。

患者としてはどこに行くべきか迷い、体の問題なのでできれば評判の良い医師に治療をお願いしたいというのが本音。

現在、インターネットには病院の口コミサイトが存在し、事前に医院の情報を調べ口コミを参考に選ぶことができる。

あと、気になるのは医師との相性!

医療知識のない患者の私は担当医師が多少傲慢であったとしても医師の指示に従うのが一番だと分かってはいるのですが・・

現状や治療方法についての説明が簡易的であったり、一方的で質問しづらい雰囲気だと治療自体に不安を感じてしまいます。

接客のような対応

通院先の歯科医院ではこのイメージが覆る”医療接遇”と思われる対応を受けました。

まず、歯科医師から現状について、歯科衛生士の方から治療方法の丁寧な説明があり、治療後には自宅でのケアについての説明もありました。

治療中には「麻酔は必要か?」などの要望や「質問はありますか?」と毎回聞いてくれる。

そのちょっとした会話のおかげで治療前の不安がかなり軽減、疑問に思ったことはすぐ聞いてみようと思えたのです。

医療機関は身体の治療してもらう機関であると認識していましたが、百貨店、飲食店などを利用したときのような親切さ患者の話に耳を傾けようとしている姿勢を感じました。

数の多い個人医院の中で他院と差別化を図るために最新の治療や医療機器だけではなく、院内の雰囲気を変えていたのでしょうか。(裏にコンサル業者がいるのかな・・?)

さいごに

今回は今までと違った日常の変化をブログに書きたいと思い、医療接遇について触れました。

年々、新しい治療方法が生み出され新しい医療機器が登場するたび医療従事者の方々は知識のアップデートが必要になる。

さらに、世の中のニーズに合わせ接遇のための教育を受けているのかもしれません。

治療だけではなく、接遇に対しても感謝を伝えたいです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました