大人になってから本格的に始めた語学学習。
夫に誘われ英会話教室の体験に行ったことがきっかけでした。
大人になってから通い始めた英会話教室
夫に誘われ始めて足を踏み入れた英会話教室
結婚前まで海外旅行の経験、ネイティブの方と話したことも無い私にとって日本語が通じない未知の領域でした。
その日は教室についての案内のみを聞くのかと思いきや、ネイティブの先生によるレベルチェックまで受けることに!
優しい笑顔で教室に入ってきた先生、聞こえてくる言葉は明らかに日本語ではない!
頭の中は「どうしよう、ヤバイ、やばい!」でいっぱいに。
内心、冷や汗ダラダラなのにその場から逃げ出さずに済んだのは先生(フィリピン人)がゆっくり喋ってくれたおかげで単語によっては聞き取ることができ単語で返すことが出来たから。
あとは、ほぼ笑顔でごまかす…
英語に触れるのは高校の授業以来で実際に使ったこともなく英会話なんて出来ないのが当たり前だと思っていたけど実際に聞いてみると知っている単語は聞き取れたんです!
これって英語が出来ないんじゃなくてただ英会話(スピーキング)の練習をしていなかっただけなんだ、と思ったんです。
単語、文法の知識はあるのに話し方を知らない
昭和生まれ、田舎育ちの私が受けていた中高の英語教育
高校の英語授業は英単語・文法の暗記、英語を明らかに喋れないであろう教師が読み上げる英文を聞き、それを訳すだけ。
学生の私でも察するくらい不必要な内容だったと思います。
英語の授業って本当に必要なんだろうか・・
日本にいれば英語を使うこともないし高校を卒業すれば英語触れることは二度と無いだろう、というかもう受けたくない!くらい英語の授業にニガテ意識があり大学でも専攻を取りませんでした。
そんな英語ニガテな私がなぜ入会を決めたかと言うと・・
先生が良かったから(ネイティブ先生による授業が楽しかった)
意思疎通が完璧にできているわけでもない、まだ単語でしか答えられない。
けど、なんだか楽しく感じてもっと喋れたら良いなぁ、英語で自分の気持ちをもっと伝えたい!という新たな気持ちが芽生えました。
完璧かつ模範的な答えが言えなくても怒られない、言葉に詰まっているときは先生が察して誘導、手助けしてくれるそして、質問内容も日本人同士の会話と全然違う!
日本でよくある初対面での会話って年齢、家族構成、面接だとお子さんのご予定は?などの質問が定番ですよね。それに対して、ネイティブの先生からは趣味は何?とか、言ってみたい国はある?などで年齢を聞かれたことは一度もありません。
でも、本来人間同士のコミュニケーションってそうあるべきだよなぁ、年齢、性別、家族構成でその人個人の能力が決まるわけではないと思いたい。
日本での普通は当たり前?
結婚後に受けた面接では
- 子供の予定
- (夫の)転勤、引っ越しの予定
やっぱりその質問きたか!
まぁ当然だろうなと思う反面、少々違和感を感じ始めた私・・
そんな私があのたった数分間の会話から始まり、諸外国の先生と関わっていくなかで日本とは違う文化を知り、今まで当たり前、普通だと思っていたことが当たり前とは限らない、個で意見を言っても良いんじゃないかと思うようになりました。(それこそ人間として当たり前なんですけどね^^;)
あのとき笑顔で接してくれたフィリピン人の先生、英会話教室に連れて行ってくれた夫に感謝!!
そして継続したいと思えたのは、英語をカッコよく、ペラペラ喋りたいと言うよりも
英会話を通して異文化を知りたい!というほんの少しの好奇心。
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