二極化が進むは本当か?本当の問題は日常ですでに起きている二極化である

思考
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二極化が進むと言われている我々の将来。主に資金面での問題が取り立たされているように思えます。

これも事実かもしれませんが、本当に考えるべき、対処すべき点は目に見えていない部分なのではないでしょうか。

今までだって、今も常に二極化は存在している

二極化とは

ある集団や集合、または何かしらの集まったものが、段々と2つの両極端なグループに分かれて行くこと。

出典:Weblio辞書

これを踏まえ、日常に置き換えてみるとどうでしょう。

  • 男性ー女性
  • 若年層ー高齢層
  • 未婚or既婚
  • 子供いるorいない など

「男女差別」なんて言葉もあるくらい、日常ですでに起こっている内容ではないでしょうか。

個人的に「差別」と言うより、”二極化されすぎている”、ただ分類(◯か✖️、白か黒のように)が極端すぎるのではないかと思います。

捉えようによっては、常にどちらかが犠牲者、どちらかがとなり、今後その状況が変わり、立場が逆転したら今度は犠牲者が悪に、悪が犠牲者になる可能性もある。それでは負の連鎖を繰り返すだけ。

役割分担のための分類(ビジネスなどでは他社との差別化を図るともいいますね)であるならば、良い意味になるかもしれませんが、人々が現状に不満を抱えているのであれば良い意味として機能していないことになります。

そもそも分けて考える必要があるのか

性別、年齢など変えようがない事実もありますが、上記の中でも特に「男性ー女性」に関していえば分類する以前にどちらも同じ人間ですよね。

体の構造上、得意不得意があるのもまた事実、ただ、◯◯が得意=男性、△△が不得意=女性というのは判断材料としては少ない気がします。

「〇〇が得意=男性(女性)全て」とは限らず、「Aさん(男性or女性)は〇〇が得意」というのが事実、正確な判断の仕方なのだと思います。

情報・現状把握が足らない状況で「Aさん=女性or男性=が不得意(であるはず)」と判断するのは簡単かもしれません。(今まで得た知識、経験を元に脳が素早く判断しているともいえますが)

でも、これって本来必要な思考(情報収集)を自ら止めていませんか?

まずは思考から変えていく

この記事を書いている私自身、社会に出て嫌なことに遭遇したとき、「◯歳の人=〇〇だ」と無意識に脳に浮かんでしまうことがあります。

次の被害を防ぐためか、その場で受けた見えない痛みを和らげるためか。

もしくは劣勢を創り出し優位な立場に浸ったような気分を得るためか・・(※専門家ではないのでただの憶測ですが^^;)

無意識の思考のクセを防ぐ(減らす)ために自ら意識して脳に指令を与えることにしました。

自分の思考を疑う

脳に浮かんだことを口にする前に「今、相手を決めつけてしまったかもしれない…」と気づことがまず第一歩。

神でもない我々人間は皆当然、完璧ではありません。

体調だって、メンタルだっていつも100%の絶好調ではないし、いつだって、誰にだって判断を誤る可能性はありうる。

だからこそその事実を前提に「今、自分は間違った判断をしてしまった」、「じゃあ、次どうするか?」を考えれば良いのではないでしょうか。

実際の手順

  1. 気づく⇨「少ない情報を元に相手を判断していないか?」、「自分=◯歳=女性or男性=仕事Aしかできない、と自分を分類していないか?」
  2. 現状把握⇨「情報が少ない、まだ判断するには至らないかも」、「事実、◯歳だけど、仕事Bにもチャレンジしてみたい」
  3. 行動⇨「相手に質問して情報を集めよう!」、「仕事Bを得るためにまずは情報収集を始めよう!」

相手の情報収集、自分の分析が済んだ頃にはAかBのみなどという単純な2択の分類方法(二極化)は頭から消えて行くのではないかと思います。

実例:単純な分類のない世界もある

以前のブログでも載せたカンタス航空利用時の出来事。

客室乗務員の男女比率はほぼ1:1年齢もさまざまなように見えました。(行き帰りとも※ただし、個人の感覚値です)

これはあくまで私がたまたま利用した日時、もしくは旅行先の国によるかもしれませんが、私の脳はこれを見慣れぬ光景(新しい情報)と捉え少々違和感を抱きました。

なぜそう感じたのかというと、「客室乗務員=若い女性」のイメージが今までの経験を元にデータとして脳に定着し、新しい情報が更新されていなかったため。

  • 男性ー女性
  • 若年層ー高齢者層

私が目にしたカンタス航空での状況では、上記のような二極化(分類)はないように見えました。

この現実が正しいか間違っているかは人によって捉え方が違うので分かりません。

でも、ここでそのときに感じた違和感をそのままで終わらせてはいけないと思いました。

「このとき、この国では二極化が少ない」、「そういう現実もある」のだと、新たにインプットすれば良いだけのこと。

まとめ

二極化を作り出している(発信している)のは社会か、己か。

その2択しかないグループに入り込んだのは社会による誘導か、自らそれを選択したのか。

人間一人の力でこの見えない線(区画)を消す、乗り越えるのは事実、とても難しい。

でも、自ら「劣勢(人によっては優勢)グループBに入らないように優勢グループAを目指す」という基準で決めてしまうのは本質的な判断(本来の能力で判断すべき)とは違う気がして、なんだかもったいないと感じてしまいます。

そもそも2択のどちらかだけに入る必要なんてない、自分に適した自分の望むオリジナルグループCを創り出し、ときにはAでもあり、AとCを並行することだって本来可能なんじゃないかと思います。

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