街でよく見かけるノースフェイスのマーク。
ユニクロのように一人一着もしくは、一家に一着あるのでは?、
というくらい着ている人を見かけない日はほぼない。
最近驚いたのが、電車で見かけた高校生四人組全員、ノースフェイスのリュックもしくはダウンを身に付けていたこと。(もしやそれも制服の一つ?)
地方出身の私からすると、それらを買い与えられる親すごいな・・と思ってしまった。
(お小遣いから捻出したのかもしれないけど)
その話を関東出身の夫にすると、
見栄を張るために身に付ける人もいる、人に判断されやすい目に見えるものにお金をかけ、代わりに何かを犠牲する人も関東には多いのだとか。
確かに、ブランドものにお金をかけたいがため、その他はおざなりという人もいれば、反対に人の羨む全てを手に入れられる人もいる。
前者の実際の懐事情は分からないけど、個人的に疑問に思ったのは、流行りだから身に付けているのか、流行りを選ばされている、どちらなのか。
あのマークを身に付けていれば集団から逸れない、スクールカーストでいうと一軍に入れる(下層にはならない)のような。
自ら望んで選んだというより、日本の多数派に「合わせにいっている」人もいるように見える。(のは私だけだろうか)
関東には流行りのお店も多く、この便利な世の中ネットを利用すればもっと選択肢がありそうなのに・・。
機能性が高いからなど、自分が身に付けたくて選択したのと、集団から逸れないよう「合わせにいく」のとでは意味が少し違うような気もする。
流行りとはメーカーによって作り出され、人々が群がった結果によるものなのか、大多数の人から賛同を得ているものをメーカーが察知し、さらに拡大されていくのか、どっちが先なのだろう。
成長途中(情報収集中)の10代だけではなく、大人にも多くみられる現象だが、「みんなが持っているから」より、「自分が好きで選んだ!」と言える世の中であって欲しい。
ノースフェイスを着ている人たちに対してあれこれ言うと、本当は同じように着たいけど買えない、もしくは、人と同じ格好をすると集団に埋もれてしまう(=自分は人と違うのに!)とあえて人と違うことをしたがる思春期少年と思われそう(笑)
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