相手の話を聞くのが好きな人、自分の話をするのが好きな人。
または両方をバランス良く取り入れる人。
会話をする相手、そのときの精神状態によっても変わってくると思いますが、人と接する際、どのくらいの会話量(どんな内容)が適切なのでしょう。
会話量のバランス
私の頭の中には見えない天秤(※イメージ)があります。
元々、自分の意見を伝えるのがニガテ(言語化するのに時間がかかるため)で、相手の話を聞く側になることが多いです。
相手、話の内容によって質問したいと思えるぐらい面白い場合は、長時間聞くこともできますが、一方的に聞く量が多すぎる(情報が増えすぎる)と頭の中の天秤が傾きなんとなく疲れを感じることも。
反対に、「自分の方が長く話していたかも⁈」と感じたら逆方向に天秤が傾く。
理想(私の)は相手:自分=1:1の割合で会話、情報共有できること。
理想論と分かっていても天秤が水平を保っていられる会話量、距離感が心地良いのです。
「話を聞いてもらえてスッキリ!」次は相手の話を聞く番。「この話もっと聞いてみたいな、質問してみよう!」そんな風に相手と会話できたら良好な人間関係を築きやすいのではないかと思います。
最近の実例
その1 隣人のAさん
引越しのご挨拶のときからAさん:我が家=2:1の会話量。
こちらの話をしても「そうなんですね〜、うちは◯◯で・・」とすぐ切り返し、自分の話をさらに2倍するAさん。
夫が聞き上手なのか、Aさん自身、自分の話をするのが好きなのか…
横で会話に参加する私は「こちらの話を聞いているのかな・・?」と少々疑問に思ってしまうことも。
ただ、自分の話をしているAさんはいきいきと楽しそうに見えたのできっと、話好きな人なんでしょうね。
その2 店員のBさん
夫と買い物に行ったときに対応してくれた洋服店のBさん。
コート3色(黒、グレー、ベージュ)を試着している時にこちらの意見を聞きつつ、アドバイスをくれました。
迷いつつも私がほぼ黒に決定しようとしたとき、Bさんは「客観的な意見も役立つから」と、夫に向かって「どの色が良いと思いますか?」と質問をしてきたのです。
支払いを握っているのが夫と気づいたからなのかは分かりませんが(笑)、実際にコートを着る私だけではなく、その場に一緒にいた夫も会話に混ぜた対応が個人的にとても好印象でした。
Bさんは接客する側、我が家は客。
立場が違えど、Bさんは「ベージュが似合っている」、私は「持っていない黒が良いかも」とお互いの感想を言い合えた会話は頭の中の天秤が水平を保ち、私にとって心地良い時間でした。
まとめ
冒頭で記述したように、会話する相手、その時の自分・相手の状況によって会話量・内容が変わってくることもあるでしょう。
話好き・聞き上手、元々の性格によっても違うと思います。
家族・同僚・友人などでは会話の内容が異なるのと同様に距離感にも違いがあると思いますが、相手と適度な距離感を保つためにはお互い一方的過ぎにならないよう配慮も必要。
相手に興味があれば自然と質問したいと思うかもしれないし、話が長ければ相手の表情が曇ってくるかもしれません。
人との対話は会話(言葉)キャッチボール、関係を築きたい相手とはボールを投げ合いながら適度な距離感を見つけていきましょう。
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