ツラいときこそ出来ること・出来ないことをはっきりさせる

思考
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PMSという症状、女性だけではなく家族に女性のいる男性にはご存知の方もいるでしょうか?

一定期間、女性のツラい症状という認識だけではなく、個人的には社会にも同様の問題があると感じています。

PMS(月経前症候群)とは

月経前、3〜10日の間続く精神的あるいは身体的症状のこと

引用:小林製薬

主な​症状としては、

  • イライラ、不安など精神的不調
  • 頭痛、むくみなどの身体的不調
  • 睡眠障害
  • 無気力
  • 食欲不振(増進)

​などがありますが、人によって程度や実際に現れる症状はさまざま。

目には見えない症状は特に口で表すのが難しいのです。

同性同士なら分かり合える?

数年前まで女性の多い職場で働いていました。

女性同士で分かり合える(助け合える)と思いきや・・

誰が1番症状が重いだのといった見えないマウンティングや「仕事に感情を出すな!」、「病気じゃないんだから甘えるな!」という雰囲気が正直、ありました。

特に先輩がイライラしている日は「触らぬ神に祟りなし」状態^^;

私自身、20代の頃は鎮痛剤を服用することで通常とほぼ変わらない生活が送れる程度だったので比較的症状は軽い方だったのかな、と思います。

体調がツラい人もいたと思いますが「ツラい・・」と声を上げる人はいませんでした。

現状を受け入れる

そんな私でも30代に入ってからちょっとしたことで頭の中でカッ!となったり気分が重くなることが増えてしまい・・∑(゚Д゚)

急に涙が流れたり、いつもは気にならない音が大きく聞こえたり。

体調(精神)の変化を自分でもなかなか受け入れられませんでした。

それを受け入れ、言い訳にして普段の生活を疎かにしたいわけではないのです。

気持ちのスイッチ切り替えに香りも有効です(^^)

以前観たアメリカのドラマ内で怒りながら涙する女性が「ホルモンのせいなの!!」と感情を露わにしながら言ったセリフをときどき思い出します。

これを言い訳と思いますか?

気分のせいにするなんてズルいと感じますか?

たった一言、単純でも私はハッキリ言えることはある意味、素直で潔いと思います。

実際、自分の意見(気持ち)を正直に吐き出している人の方が人生得しているように見えませんか?

「体調が悪いのでこれ以上は無理です!」、「少し休ませてもらえませんか?」

状況、程度によっては先に伝えておいた方が良い場合もあると思います。

相手に伝える

数ヶ月前、ある女性経営者の女性の雇用についてのツイートが話題になりましたね。

誰かが休めば、誰かの負担になる。確かにそれも事実。

でも、人間は不眠不休で動き続けることはできないし、コンピューターやロボットでさえメンテナンスや充電が必要。

ツラい時は無理せず専門家に相談を!
インナーケアも助けになります。

体調・メンタルをコントロールするのも大人の嗜みなのでしょうが、内的環境だけでなく外的環境が重なり常に60%以上のパフォーマンスを保つことは男女、年齢関係なくかなりの努力が必要だと思います。

なので、お互いに出来ること・出来ないことを曝け出し「じゃあ、どうするか?」と考えた方がより先に進みやすいのではないでしょうか。

伝える側もただ「無理です・・」だけではなく、「◯◯は出来ないけど△△はできます!」、「◯日後には回復する予定です」など代替え案込みで相手に伝えてみる。

出来ない(実現が難しい)と自分を認めるのと同時にどういう協力体制があれば実現できるのか、どういう環境がお互いにとって良いのか、決めつける前にもっと話し合う余地があるのでは。

さいごに

今回はPMSを題材にしましたが、この件に限らず家事・仕事・育児・介護などの社会的問題にも通ずるものがあると思いました。

「体調がツラい・・」、「時間・体力的に難しい」など口に出しづらい雰囲気がまだまだ世の中にはあるように見えます。

ツラい、不調を認めることも自己管理の一つとして捉え、次を考える。

個人単位で解決すべき内容なのか、家族・会社(社会)など団体の協力が必要なのか適切に把握し相手に伝え話し合うステップを取り入れてみても良いのではないでしょうか。

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