投資の学習を始めてから知った簿記とファイナンシャル・プランナー(FP)の資格。
独学で簿記3級検定に合格した学習方法をまとめてみました。
未知の世界、簿記検定とは?
簿記は、企業規模の大小や業種、業態を問わずに、日々の経営活動を記録・計算・整理して、経営成績と財政状態を明らかにする技能です。
商工会議所の検定試験より引用
簡単いうと、会社の日々のお金の出入り(日々の取引)を記帳し、経営成績などの書類を作成すること。
簿記の知識を身につけると会社の成績表の見方が分かり、会社の業績を分析する役にもたつそうです。
「仕訳」などの用語すら難しく感じましたが、投資に活かせる知識を多く身につけることを目標にとりあえずやってみよう!、と気軽に始めました。
学習を進めていくうちに「仕訳」の大切さを知ることに・・(仕訳とは、簿記の基本であり、帳簿に記帳する作業のこと)
実際の勉強方法
有料級動画を発見!
簿記とは?から入った私がただテキストを読むだけで簿記の内容が理解できるはずもなく、困ったときの動画頼み!YouTubeで「簿記3級検定」、「勉強法」で検索。何本か見ていた中で初心者でも分かりやすい動画に出会いました。
「簿記系YouTuber」こと「ふくしままさゆき」さんによる解説動画は
有料級!
1動画、数十分程度、各項目の丁寧な解説から練習問題まであるんです。
実際の勉強方法
短期集中だと学んだ内容が定着しにくいため、「1日短時間でもいいからテキストの1項目だけはやろう!」、と自分ルールを設定。
動画と市販のテキストを併用しました。
- 動画を見ながらテキストにメモを取る
- 動画内で出題される練習問題を解く
- 余裕があるときは予想問題集をさらに解く(事前に過去問の解答記入ページのコピーを何枚か取っておくと便利!)
以上のルーティンを平日1日1〜2時間、約2ヶ月ほどコツコツ続けました。
いざ資格検定受験へ!
簿記3級検定の受験方法
簿記検定の受験方法は以下の2種類があります。
- 各都道府県の商工会議所で受ける統一試験(ペーパー試験)
- テストセンターなどで受けるネット試験
統一試験はFP検定同様、試験日は年3回。
それに対し、ネット試験の場合は毎月、毎週末など統一試験より受験日が多く、試験会場も全国で140箇所以上あるため自分の都合に合わせて受験しやすいんです!(※受験会場にもよります)
受験会場を検索し、たまたま家の近くのパソコン教室で簿記検定が開催されており、受験日の約1ヶ月前くらいに申し込みができました。
そのパソコン教室では一度に受験できる人数が2、3人と少人数のため、土日は埋まるのが早かったようです。
ネット試験のメリット
- 試験会場が近場のため当日ギリギリまで復習の時間に充てられる
- 少人数のため周りの音が気になりにくく集中しやすい
- パソコン入力なので受験に必要な持ち物は電卓のみ
同時刻、少人数での受験だったので周りの音(タイピング、電卓を叩く音など)が気になる私でも試験中集中して自分のペースで取り組めました。
結果発表
全問を解き、解答まで入力し「終了」ボタンを押すと・・その場ですぐ結果が表示、緊張から安堵に変わりました。
自分に合った勉強方法で毎日コツコツ理解を深め、自分のペースで学習を進められたのが結果に繋がったのかなと思います。ネットや動画に上がっている合格者の勉強法をマネするのもありですね。
最終目的は投資に活かすこと!
せっかく学んだ知識も使わなければだんだん薄れてしまうのでこれからも日々学習。FP検定テキストの内容も実用的に感じたので、検定受験の有無に関わらず再度学びたいと思っています。
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