「伝統」は人間の進化を妨げる圧にもなる

思考
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こういったニュースを見かけるたび、人間変化するのはなかなか難しいのかな、と感じる。

インタビューに登場していた女性たちの発言に「分かる〜」、「あるある!」、彼女たちと世代の違う私でも頷かずにはいられなかった。

昭和→平成→令和、時代が進んでいても地域によっては「伝統」が深く残っているようだ。

地方から関東圏に出てきた私からすると、

  • 時代(環境)の変化に適応しようとする
  • 自分の意思を持つ

ことは「伝統」に反するとしても決して悪いことではないと思う。(犯罪ではないのだから)

むしろ、今まで(上の世代)と違うことをしようとする、自分らしさ(個)を追求することの方が人間らしい、進化しているのではないか。

「なんか嫌だな・・」と不快に感じていた理由を言語化できる人たちが増え、それを行動に移している。

その現実に起きている現象こそ、人間の進化の一つの証明であると思う。

「伝統」に則って生きるも良し、ただ、自分でそれを選択しておいて他者(身内でも)に同じ行動を求めるのは筋違い。

それに従うべき明確な理由(メリット)を述べられる、相手もそれを望んでいるなら良いが、相手から「押し付け」と思われた時点で、「伝統」という圧は人間の進化を妨げるものになってしまう。

男性、女性、できることに多少の違いはあるけど、我々は性別以前に皆人間で、一人一人考える力を持っている。

相手のことを思うなら、「伝統」を無意識に押し付けるのではなく、相手の話(意思)をまず聞くべきで、意見が違ったとしても人間だから話し合えば良いだけだと思う。

上の世代から理由もなくただ圧をかけられて嬉しい人なんて(たぶん)いないですよね(^^;)

でも、現実的な話、お互いを尊重できるようになるより、地方消滅する方が早そうなので、女性の流出は諦め(戻ってくることは期待せず、血縁にこだわらず)、地方ならではの魅力を活かし移住者の増加に目を向けた方が良いのでは・・と思います。

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