”東京(首都圏)一極集中は止まらない”という内容の記事をyahooニュースで見かけました。
理由として”首都圏への女性の転入者数が増えている(=地方からの女性の転出者が多い)”こと。
その背景には地方の男女格差が問題視されているようです。
令和になっても変化なし?
就職・大学進学を機に首都圏への移住をする人もいれば、男性よりも圧倒的に女性の転出者数が多いことから、”地方での性別問題から離れるため移住を選択した人たちもいる”と記事から読み取れました。
もし、それが事実なのであればダイバーシティなどの言葉が使われる令和時代であっても地方だけはここ何十年も全く変わっていないことになる。
時代は少しづつ変化しているのに地方は地方の閉鎖的、男尊女卑の文化をそのまま引き継ぎ続けているのでしょうか。
女性も男性と同じ人間で個々に意志を持っていますよ!
地方出身者の実体験
このブログを書いている私自身、大学進学で関東圏に移住。卒業後、そのまま就職して現在も関東圏で暮らしています。
交通機関が多く、人も仕事も(地元より)多種多様な関東圏を迷わず選びました。
家族の中で地元から離れて暮らしているのは私だけ。
地元で生きることを選択しなかった私は親戚中から変わり者(裏切り者)扱いをされています^^;(地方離脱罪でもあるのでしょうか…)
弟(昭和生まれ)、従兄弟(平成生まれ)たちも皆関東圏の大学に進学しましたが、卒業後は地元で就職する道を選択。
彼らは地元が好きで戻ったというより、家族と共に地元で一生暮らすことを当たり前と思っているようでした。
家の中での男性の立ち位置は↑こんな感じで居心地が良いのでしょう。(地方移住希望者の内訳は男性の方が多いそう)
どこに住んでどう暮らすかは人それぞれなのでその判断は間違っていないと思いますが、それと比較され”彼らの選択が正しい=地元を選択しないのは間違っている”と親戚中から非難されるのは少々心外である・・
「変化する時代(環境)を受け入れないと無意識に決め込んでいる人もいるんだなぁ」と、自分の家族を見ていて実感しました。
ある意味、幼少期からの洗脳教育に優れているのだろうか・・
さいごに
女性の進学率増加など女性の選択肢自体が増え、それを行動に移せるようになったのは良いことですね。
「なんか嫌だな〜」モヤモヤを抱えたまま人生を過ごすことはとてもツライ。
今までと違うことを選択する(洗脳を解く)だけで家族から批判されることもある。
まして家族の中で男女格差、上下関係があり味方ですらないなんて・・
今回のデータに基づいた理由がたとえ”逃げたい!”だったとしても、それは勇気ある行動なのだと思います。
何の専門家でもない私は地方問題、首都圏一極集中の具体的な解決策は分かりませんが、この事態は我々日本人が望んで生まれた結果なのではないでしょうか。
現状のままでありたい地方、少しづつでも変化していく首都圏。
あと何世代か入れ替わらないと大きな変化はないのかもしれませんね^^;
一方、首都圏は人口減少が大きく予想される将来において人口が多い場所であるならば、ある意味人的資本を上手く活用できるチャンスであるかもしれません。
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